ささやかな幸福について 思うこと

本日5月29日は何の日でしょう？コンニャクの日であったり、呉服の日であったり、語呂合わせは、まぁいつの日でもという感じであるが、個人的には、やっぱり『幸福の日』を即座に思い浮かべたので、そんな幸福についてに触れてみましょうかね。

皆さまはどんな時に幸福を感じますかいな？美味しいもん食べている時。お風呂に入っている時。家族団らんの時。その他モロモロあげてたらキリがないほどに、それぞれの幸福が人の数だけ存在する。たぶん。

エ？そこの人。幸福とか感じらんないよ。な〜んて嘆いてちゃあかんで。

幸福を感じるのは、それこそ瞬間・瞬間の出来事であり、心の有り様。その幸福感はずっと同じ状態で永遠に続くわけではありませんぞよ。

幸福を感じることが出来ない、感じられない。幸福だと思えない。。。そういうお人は、永遠につづくと思われる、そんな幸福の形ばかりを追い求めてはおりませんかね？

どんなに幸福な瞬間も、それは永遠に同じということはない。いつだって時の流れ同様に流動的なもの。

あぁ、それなのに、永遠につづくことこそが幸福のカタチ。のように錯覚しているのだとしたら、きっと、当たり前のような、ほんのささやかな幸福の瞬間に気づかずに、感じとることすら出来ないのではないかぇ？

どんな大きな幸福も、ちっちゃな幸福も、瞬間・瞬間に訪れては消えていく、いわば幻のようなもの。たとえ、この幸福がずっとつづくようにと、どんなに願えども、やはり時間の流れとともに、儚く消えていく。

そう、残るとしたら、その瞬間に味わった幸福という体験の記憶。その記憶だとて、時の流れの中では移り変わっていく。だからこそ、その瞬間・瞬間を味わい、味わいつくすことが幸福なのだと。そう思えたなら、きっと毎日が幸福の贈り物だらけになって、ラッキーふふふな日々になるであろう。

そう、ラッキーふふふ。

だからいつだって幸福なのだなぁ。好きな時間に寝たり、起きたりできる幸福。植木に水やりする幸福。長年ずっと窓辺にいてくれる、サボテンさんに声をかける幸福。せっせと掃除したり、洗濯したりした後に、キレイさっぱりした瞬間の清々しさを感じる幸福。幸福はそこいらにゴロゴロ転がっとるよ。

毎日繰り返される、当たり前のような暮らしの中の幸福は、決して大袈裟でもなく派手さもないが、じんわりと、そして、しみじみとした幸福感を連れてきてくれる。中でも愛する我が家の猫たちとの昼寝は、いかなものにも代えがたい。

そんな、絶賛安上がりな幸福がいっとう大事だったりするんで、大きく派手な幸福などは、人生に於いてはイベントであったり、オプションのようなものだ。
あれば単純に嬉しい。

が、なくてもそれはそれで問題なかったりする。

毎日がパーティーのように煌びやかな幸福に彩られる。そんな誰しもが描きやすい幸福のひとつのカタチ。それはとても素敵な日々であろうが、派手なオプションにばかり目を奪われていると、いつしか、ささやかな幸福では物足りなくなってしまいかねない。人間の欲望にはキリがないのだから。

そうなると、のんびり猫と昼寝ばかりとは行かぬのだろうなぁ。

猫のように、日がな1日ずっと寝てばかりで終わっても、それはそれでちっともかまわんのだ。時間が惜しいこともない。おや？それってぇのは、時間を自由に使える。なんの縛りもないってことだからでやんすよねぇ。

ほんに自由きままなもんだ。

昔っから、あんま苦労とかした覚えがないんだよなぁ。まぁ、それなりなことはあったし、何より、朝から晩まで仕事してた時期もあるっちゃあった。ダブルワークなんて当たり前でね。そんでも、嫌っつうか、自分が望まないことはしてないんだなぁ。

なぜか、全く興味のない、畑違いのことをやってても、実はちゃんと必要なことだったりしてね。そんなこんななうちに、あれよあれよという間に、なんだかやりたいことしかしてないってことに気がついたりして。

天気がいいだけでも、しあわせだなぁ〜ってしみじみと日常の幸福に浸れる人間が、やりたいことしかしてないって気づいたら、
そりゃぁ、もう大袈裟なくらい幸福感でいっぱいってなもんよ。 

あぁ、人間生きてるだけで丸儲けってね。こういうことなんよねぇ。

とまぁ、そんな風なことを、幸福の日に、つらつらと書き綴るのでありんす。

さて、皆さまの幸福とはなんでござんしょう？

幸福はじぶんの中にあるもの。

さすれば5月29日は『幸福の日』

せっかくなんで、その自分のなかにある幸福とやらを、ちょいと意識する日にしてみてはいかがですかな？ 

おあとがよろしいようで〜

ありがとうございます∞愛と感謝を込めて。