さきたま古墳公園とはにわで のんびりゆる時間
子どもたちは夏休みでやんすね〜そうそう夏旅のご予定はもう決まっておりますかね?わらひは自称島女っつうくらい島好きなんで、夏はやっぱりどっかの島に行きたいもんでやんすが、とりあえず海にはそろそろ行こうとかと思っちょります。年々夏には働く気がなくなって遊ぶことばっかり考えとるわなぁ(夏に遊ばずいつ遊ぶ!ってか1年中遊んどるがな)
そんなこんなで本日は日帰り旅日記でござる。画像多めにつき2回に分けてお届けしやすよ。
♢♦︎日帰りドライブで 行田市に行ってみましたよ ♦︎♢
その日は突然のドライブであった。日帰り旅と呼ぶにはいささか微妙なところである。日帰り旅の定義ってなんなんだろうね?旅支度して出かけること(手ブラではなく)など諸説あるようなんだがどうなんだろう??正式にどうとかはあるかもだが、ここはお気楽に自分で旅だと思えば旅ってことにしておこう。
あんまり肩肘張ってもしゃあないしな。
その日の予定は特に決めておらず、相方くんが珍しく提案してきたんである(大抵の予定はわらひに主導権があり、わらひが却下すればその企画は見送り、もしくはお蔵入りの憂き目をみることになる。まぁおおむね却下はないのだが)
わらひ個人では思いもつかぬ?場所へのドライブであった。
場所は何処か?行田市である。行田ってどこだっけ??あぁ埼玉県。そんなのはわかっている。わかっているんだが、どこらへんなんだか位置がイマイチわからんちん。
まぁどこでも良い。どうせわらひは助手席でふんぞり返っていれば自ずと到着するのだ。
行田といってすぐさま思い浮かぶのは、映画『のぼうの城』で一躍メジャーになった忍城であろう。わらひはけっこうな歴女なんだが、専門は幕末なんで戦国時代はチト疎い。
疎いといっても歴史に全く興味のないワカランチンどもには決してひけはとらんのだが、相方くんは戦国時代を得意としているため、わらひよりも当然なにかと詳しい。
そもそも忍城なんてもんがあることすら、『のぼうの城』を観るまでは全く知らんかった。映画さまさまである。いや、野村萬斎さまさまである。野村萬斎氏は大好きなんで、彼が出ていればとりあえずはどんなもんかと観たくなる。
そう、実はわらひは新宿御苑で薪能を鑑賞したことがるのだ。その時の狂言が、かの人間国宝である野村万作(父)萬斎(息子)の豪華親子共演だったのである。万作さんが太郎冠者役で萬斎さんが次郎冠者役であった(また激しく脱線しそうなんで、その話は折をみて書こう)
狂言師としての本業だけでなく、映画やドラマや舞台など、その個性的な才能をいかんなく発揮している野村萬斎氏の代表作ともいえる『のぼうの城』は忍城が舞台で、映画化以降、メディアでも度々紹介され、いつのまにかメジャーな?城の仲間入りを果たしていた。
いつだったかテレビで忍城のPR隊のごとき武者姿の役者さんたちが(忍城おもてなし甲冑隊というらしい)けっこう本格的なチャンバラしてるのを見て(時代劇好きなんで)漠然とだがいつか行きたいなぁとは思っていたのだ。それがひょんなことから機会を得た。
ちょっとだけワクワクしてきたのはいうまでもない。城フェチとかではないんで、萌えまではいかないが、未知の場所に出向くのは何にせよ楽しい。
そして、どうせな行くなら近場で他にも何か面白いもんはないかと調べたところ、さきたま古墳が近くにあるという。古墳か。そういえばさきたま古墳も名前だけは知っていた。古墳といえば奈良を思い浮かべるが、埼玉にもあったんだよね。
古墳が出てくるとは想定外である。
そして古墳のそばには埴輪もいる。なにやら古墳公園内にあるはにわの館なるところで、はにわ作りが体験できるとな。
おぉ、それはやってみたいかもー
この時点でわらひの気持ちはいっきに埴輪へと傾いた。埴輪とか土偶とか好きなんである。日頃から絵を描いてるんで、こういう時は絵付けとかの体験よりは、陶芸やらオブジェやらの立体物をこさえる方が好きだったりする。
もう忍城より埴輪。そうと決まれば善は急げである。
ちなみに電車では上野からJR高崎線直通 上野東京ラインの高崎行きで 行田駅まで約1時間8分。
車でも高速利用で我家(江戸川区)から概ね渋滞なしで1時間30分といったところ。
それでは<古墳と城>めぐり+はにわの旅へいざ出発でござ〜る。
♢♦︎さきたま古墳公園とはにわの館は 穴場的憩いの場 ♦︎♢
我々は高速を飛ばして一路行田を目指した。途中渋滞もなく気がつけばそこには田園風景が広がっていた(写真なくてすみませぬ)Googleさんのナビで目的地を目指す。道順としては古墳(はにわ)〜忍城となる。のんびりドライブしながら古墳公園に到着。
無料駐車場に車を停めて、のんびり古墳巡りをするとしよう。
一応観光地のはずだがあんまり人はおらず、チラホラと見かけるも、地元の人が犬の散歩だったりと、なかなかにゆるい風情である。
このあたりでは最大の古墳だそうな。
ちょっと写真を撮っていないのだが、古墳に登れるようになっていて、てっぺんからの景色も見晴らしが良く、緑の樹々のエネルギーが気持ちのよかとこでした。桜なので満開の時にぜひ来たいもの。
こうやってみると古墳とはわからんよね。
公園内は概ね地元民の憩いの場となっているようだ。季節の花々が楽しめそうである。
なんだか色褪せ具合も相まって、ほったらかし?(廃れっ)ぶりを彷彿とさせるようなアバウトさ加減。上の案内図と比べてどうよ?個人的にはコチラの方が断然好みである。
勾玉アートと呼ぼう。
『はにわ作り。はにわ作り』と喜んだのも束の間。はにわ作りの受付は午後2時半までだった。
あ〜なんということでしょう。
なんということもない。スタート自体が遅すぎただけのことである。日が長くなっていることに油断して、あまり下調べしていなかったといえばそれまでだが、それにしても締め切り2時半までとか早すぎだろ。
館内では、大人と子供が数名入り混じって静かにはにわ作りにいそしんでいた。
ちょっと悔しい。
はにわ作りだけのために、再度この場に来るかといえば微妙(近ければいいけどな)なんである。仕方がないので、作っているのをチラ見しながら、館内に飾られている過去に作られたであろう作品たちをサーっと眺めてその場を後にした。
館内写真はなんか微妙に撮りずらい雰囲気だったんで、外に飾ってあるゆるキャラ?混じりの作品群をパチリ。個人的には、やはり埴輪は昔ながらのはにわに限る。ゆるさ加減がぶっちぎり。
返す返すもちょっとだけ悔しい。わらひも君たちを作りたかったよぉ。
そのうち埴輪好きな友人とでも来るとしよう。その時まで、はにわくん(さん)またなー。
古墳公園(はにわ)を後にして忍城へ。
つづく。
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いつもありがとうございます∞愛と感謝を込めて。