プロフェッショナル奇跡の女形坂東玉三郎ささるぅ

夜店（お水をやっている）で働いてるせいか、帰宅して夜中にご飯を食べながら

テレビを見ることが多いのです。

最近のお気に入りは、月曜の深夜（正確には火曜日の朝）にやっている

ささるぅ＆プロフェッショナル。

プロフェッショナルは始まってから、もう随分と経っていますが、
見る度に感動して、いつの間にかついつい泣いてしまいますなぁ。
どんな人にもドラマがあって、プロフェッショナルとしての姿に、
じ〜んと来ちゃいます。
そして、普段ではなかなか知らないような、職業にもスポットがあたるので、
日本ならではの、伝統芸能や文化は、もっとどんどん紹介していただきたいと
思うのでした。

ささるぅは、毎回男女のモテマニュアルみたいものをやるんですが、
昨夜は女子の立候補に気がつかない、いわゆる貴方に気があります光線を
女子が発しているのに気がつかないで、モテを逃してしまっている
『シケメン』ガテーマでした。
イケメンならずシケメン。。。シケメンってなんだよ。
って思わず笑いましたが、こういう言葉って誰が考えるんでしょう。
ほんと、なんかうまいこといいますなぁ。
そんなこんなで、この番組はふつーにツボにはまる部分が多いのです。
どこか、ぷぷって笑える感じが個人的に好みなんでしょうね。たぶん。
見た事ない人はぜひチェックしてみて下さいね。

👑奇跡の女形坂東玉三郎👑

毎回観るたびに、心に突き刺さる（まさにささるぅ）想いを残す番組
プロフェッショナル。
は、歌舞伎界きってのスーパースターであり、女形の中の女形。
そうです、坂東玉三郎様でございます。

あぁ、もう玉さま凄すぎます、素敵すぎます。真（まこと）の役者魂を見ましたわ。

第75回坂東玉三郎（2008年1月15日放送）| これまでの放送 |
ＮＨＫプロフェッショナル仕事の流儀

玉三郎さんは、もともと生まれながらに梨園の御家柄ではありません。
一般家庭から歌舞伎役者になる人のほとんどは、いわゆる大部屋の役者で終わる
ようです。そこから、それなりの役で舞台にたてる人は、本当に本当にごく僅かで、
運などにも左右されそうですが、なんといっても、やはり、特別な、なにか秀でた
ものがないと難しいとされます。
故に、玉さまは、本当にたゆまぬ努力と才能が開花し、見事に身を結んだ、
そういう意味でも、とても稀有な存在といえるのではないでしょうか？

女形の第一人者になるまでの道は決して楽ではなく、あの美しい姿の
裏側に隠された努力と、今なお成長を続けるお姿は、もはや神々しさ
を感じるほどです。

ほんに後光が差しとりますわ。

明日の舞台の事だけを考えて毎日家から歌舞伎座の往復をして、
打ち上げ等にも参加せずに、専属のトレーナーに身体のメンテナンス
をしてもらってから眠る毎日。

もともと身体が弱かったから、そうして自分の健康維持に努めているのだ
そうです。

精進し続ける玉さまの素顔は、厳しさと優しさを兼ね備え、ほんとうに
踊りが好きで、舞台が好きで、まごうことなき真の役者さんなのだと、
改めて感動いたしました。

そして、時折見せる少年のように無垢な笑顔がとっても素敵で、いつまでも
世界の玉三郎でい続けていて欲しいと、またまた涙でいっぱいになった
わらひなのでありました。

日々精進！好きなことを極める。
たとえ極められなくとも、極めようとする。一生かけて極めようとする。
その心意気を忘れちゃいかんと、それこそが、自分の生きる道。

近道を探す人生よりも、寄り道が多くても、その寄り道から得られるなにかが、
自分を輝かせてくれる財産となる。

そういう道がいいなぁ。

とつくづく思うのでありました。

ブログもついつい脇道にそれちゃいますしね（笑）ほんと寄り道ばっかり。
でもそんな、寄り道こそが、生きている上での楽しさでもあります。
脇目も振らずに、猪突猛進するのもいいでしょうが、自分的には、いろんな
ところへ寄り道しながら、道草食いながら、様々なことをゆっくりと噛み締め
ながら、味わっていきたいと思います。

ふらふらと脇道にそれると、なにやら路地裏にはいかがわしさを放ったお店が
あったりして。

おやおや。

オマケの画像は、浅草に行った際にふと目に入ったお店をパシャリ！
今にもタイ人のマッサージのお兄さんが出てきそう。

　　　　　　　　　 f:id:MOMOJIRI:20160725234303j:plain