侮るなかれ行田は見どころ豊富な『のぼうの城』忍城だけにあらず
7月も今日でおしまい。あれよあれよと言う間に夏も過ぎて行きまするなぁ。我家のそばでも蝉があちこちで鳴いとります。ジージーとミーンミーンが交互に音量調節してるかの如く聞こえてくるんで、蝉の演奏にも縄張りとか順番とかあるのかしらん。などと思ってみたり。夏ならではの蝉のオーケストラも期間限定でござまするな。
さてさて、前回の<さきたま古墳公園>+はにわの旅のつづきでござるよ。
さきたま古墳を後にした我々は、すぐさま忍城に到着。
忍城址案内図の巻。
車を駐車場に停めて散策の始まり〜
まずは城の外にあるものをゆるゆると見て回りまする。
これがいわゆる本丸ってやつですな。
涼しげな竹やぶと旗。
☝︎この渡り廊下?な部分が行田市郷土博物館と忍城本丸をつないでおりやすよ。
庭には鯉のおる池もある。
錦鯉以外は案外グロテスクやねぇ。散策も済んだので中に入ろうではないかぇ。
のぼうの城のポスターがお出迎え。まずは郷土博物館をザザっと見学してから。って閉館ギリギリやった(午後4時以降は入館できません)だと。ちなみに有料である。
個人 大人一般200円。大学・高校生100円。中学・小学生50円。団体はモチッと安くなる。
先ほど外から見た連絡通路の中を通っていざ出陣!
途中に模型がありやした。連絡通路を抜け本丸(御三階櫓という)に上がりまするぞ。
本丸の展望台から見た近隣風景に、昭和レトロな佇まいの美容室があったのでパシャり。実に好み。
立派な門をくぐり抜けると。
そこには忍城の凛々しい姿が。お堀と橋と城門と天守閣が揃い踏み。城のある風情らしい。
ご存知のように現存12城ではないので、現在の建物は新しく、かつての忍城本丸跡地に昭和63年(1988年)にオープンしたものである。
♢♦︎ 行田はけっこう見どころ豊富なんであった ♦︎♢
忍城見学後は街中をのんびり流す。埴輪の看板がさり気なくいたりする。
ここはどこかいな??
レトロな街並みや家がいちいち好みなんである。にんまり。
時田蔵と書いてある。3階建の蔵で袖蔵形式の板張りの足袋蔵だそうな。お隣さんはスクラッチタイルを貼った昭和15〜16年に建てられたモダンな建物。
街のあちらこちらに古き建物が。足袋蔵のまち行田は日本遺産認定!であるぞ。
足袋とくらしの博物館。もう終わってたらしく(なんと午後3時まで!)入れずに残念なり〜大人しく帰るのであった。それにしても、どこもかしこも店じまいが早すぎだろっ。
忍城からのお持ち帰り品である。ちとおさらいでもしてみようかね。
年間を通して色々とやっている。中でもわらひの目を引いたのはイベント部分。
よろいをきよう。
よろいを着る趣味はないんだが、よろいをきよう。と押しているのであれば受けてたたんでもない(一度くらい着てみてもよかろう)面白げではある。それに11月12日(日)は『忍城時代まつり』となっている。火縄銃演武とか見てみたい気もするが、たぶん混むだろうからこの日は行かんけどな。
実は、忍城到着直後に忍城おもてなし甲冑隊の人がバックヤード?に引き上げていく姿をチラッと目撃したのだ。たぶん、その日最後の出陣だった模様。
残念にござる。
そもそもはにわ作りの受付時間にも間に合わず、郷土博物館への入館も閉館ギリギリという体たらくぶりでは致し方あるまい。。
♢♦︎ おしまい ♦︎♢
当初の目的は忍城のみだったので、なんの予備知識もなく行田という街へ出かけてみたが、帰ってきてから色々調べてみると、思いのほか、なんやかやとみどころが豊富だったりする。
はにわ作りだけじゃない。
足袋蔵とか、見てみたい好みな建物が目白押しだったり。マイ足袋作成体験なんてのもあるらしく、田んぼアートやら、古代蓮の里やら、やらやらと出てくること。これはやはりまた行かねばなるまいて。
侮るなかれ行田。
今度行くときにはちゃんとお腹いっぱいになるよう、下調べは念入りにしていくとしよう。
なにせどこもかしこも終わりが早いんである。
気をつけねばな。
さいごに色々貼っておくんで、参考にするとよいぞよ。
行田位に行く際には、このサイトをすみからすみまでずずずいっとな☝︎
足袋ソックス愛用のわらひも、普段使いにもっと本格足袋使いしようかと思う素敵柄な昨今☝︎
だこのサイト見てるだけで、レトロモダン建築物に萌え萌えするぜ☝︎
現存12城とは☝︎
こちらも同じ日の日帰り旅につきご覧あれ☝︎
遠くへ行くことだけが旅にあらず。
1日ふいっと空いた日があったら、どうぞ一度は行田に遊びに行ってみてくんなまし〜
おあとがよろしいようで〜
ありがとうございまする∞愛と感謝を込めて。