小沼ようすけデビュー15周年記念ライブ 近江楽堂
☆桃尻や <白耳ギャラリー>Vielido☆〜上質な人生の羅針盤〜
EARTH地球人+ART芸術人〜e-Art-histアーシストのMOMOJIRIです
11月の東京に雪が降ったのは実に54年ぶりとのこと。そして積雪があったのは
観測史上初めてだそうな。先日の地震もそうですが、人間がなにかよからぬこと
を企てていると、忘れてはならぬ。とばかりに、なにがしかの現象が起こるよう
に感じます。そうこうしているうちに今年もあとわずか、皆様にとって有意義な
時間が過ごせますように。
🎸小沼ようすけデビュー15周年記念ライブ🎸
11月24日はわたしの敬愛するジャズギタリストの小沼ようすけくんの誕生日です。先だってその小沼くんのデビュー15周年記念ライブに行ってまいりました。
小沼くんのライブはちょっと久しぶりですが、いつものようにTさんと一緒です。今回も予約から何やら全て手配して頂き、わたしは当日現地に行くだけという楽
ちんぶり。Tさんとは仏像ガールがきっかけで懇意にさせていただいているのですが、小沼くんに限らず様々なジャンルの音楽が好きなので、なにかと予定が合えばご一緒しております。でもいつも予約などは任せっきりなので、楽させていただいちゃって申し訳ありません。本当にいつもありがとうございます。
さて今回のライブは、デビュー15周年という節目にあたる記念すべきライブです。
東京オペラシティにある近江楽堂という、教会のような小さなホールで生音ライブが行われました。今までにはない試みで、厳かで優しいエネルギーに包まれていたホールは、やはりどこか通常のライブ会場とは違った表情を覗かせていました。
最初はなぜ15周年ライブをこの場に選んだのかしらん?と、わたしなりに考えたりしたのですが(小沼くんってキリスト教だったりしたっけ???などなど)
通常のJAZZライブだと、お酒や食事を楽しみながらのスタンスがほとんどなのでフランクかつ自由なグルーブ感があって、それこそがJAZZっぽいともいえるのですが、この日の会場は椅子が整然と並べられていて、しっかりと音楽を聴きに行く
環境とスタイル。会場の印象はJAZZのライブが始まる雰囲気ではありません。
小沼くんがさり気なく登場し演奏が始まると、ギターの奏でる優しく心地よい生音の世界に、すんなりと引き込まれていきました。そして小沼くん本人がいっていたのですが、いつも自分の部屋で弾いているような音を目の前で体感して欲しくて、完全な生音ライブが出来る環境を探してここに決めました。とのこと。この場を選んだこの日の試みは、やはりこの会場ありきなのだと改めて納得しました。
写真だけ見ると、JAZZではなくクラッシックのミニコンサートのようですよね。会場の雰囲気にふさわしく、スタートは小沼くんのソロギターで奏でられるリクエストナンバーの数々でした。いつものライブの時よりも、ふんわりと柔らかく、とても癒しのエネルギーに包まれました。その後ゲストを迎えてのアコースティックなセッションへと続いてゆく二部構成で、いつしか静から動へと明るいパッションのエナジーに会場全体が包まれて行きました。
🎸ゲストは多彩な 3人のイケメンミュージシャン🎸
ゲスト3人のメンバーは、それぞれ才能に溢れていてカッコよくてステキでした。
Kai Petite(bgt,voice)さんはオレゴン産のギター「ブリードラブ」の低音弦にベースの弦を張り、変則チューニングでカッコいいグルーヴを表現する方です。この日はセッションならではの演奏と艶のある美声を聴かせてくれました。その容姿と相まって、どこか異国の地に誘われていくような感覚でした。
Mr.パーフェクト?だったかな??小沼くんの前の作品「ジャム カ」では偶然レコーディングをしていたニューヨークに滞在していたので、名曲「flyway」の収録に参加。今回の新作「ジャム カ デュ」でも、レコーディングしていたパリにたまたまオフで滞在中!レコーディングに参加してもらったそうです。演奏もパーフェクト!縁のある人って、こういうことがほんとによくあるので面白いですよね。
それぞれの個性が重なりあって、演奏が進むほどに静から動へ。そしてステージと会場が一体となってフィニッシュを迎えたのでした。アンコールもメンバーたちとの演奏でしたが、個人的にはもう1曲だけ、小沼くんの生音源のギタソローをラストに聴きたかったですね。
本当の意味での生音源・生演奏のギターの音は、改めて木の温もりのようなあた
たかさを感じました。
ギターの音色は、寄せては返すさざ波のようであったり、森の中の木漏れ日のよ
うに、暖たかな日差しのようであったり、どこか日の光を連想させる色合い。
それは美しい雪山の景色のような、或いは醒めた月夜の光の持つ、ひんやりとした質感の色合いを感じるのです。
前から本人自身ともお付き合いがあった関係で(現在は、住んでる場所や環境が
違うのと、わたしも個人で事業をしているため、わたしが古くからの一ファンと
いうスタンスの付き合い)ではりますが、それでもいつもライブに行くと、
『久しぶり〜』とちゃんと挨拶を交わしながら、近況の話などをしています。
こともあるので、その頃から変わらない人懐っこい笑顔や優しい人柄もずっと
知っっているのです。
を始め、湘南に移り住んだことによってプラスされた自然の持つエナジーが、
それまでの作品やその容姿からも見受けられた、貴公子然(都会的な)とした
ものから、よりナチュラルな流れとなって、波と戯れるかのような自然さを
以って、彼の紡ぎ出す作品に映し出されいっているように感じていました。
イケメンくん(美青年)だったので、個人的にはその頃の容姿がお気に入りだっ
たといえますが(笑)音楽性に関しては、やはり現在の彼のベースとなっている
海やサーフィンといった、日常にある身近な自然からのギフトが随所にちりばめ
られた作品たちが、わたしもとても好きなのです。
Yosuke Onuma official web site
デビュー15周年おめでとうございます。